百貨店やデパートでの絵画販売はどんなところ?購入方法とは?

2022月03月24日 アートマーケット

百貨店やデパートでの絵画販売はどんなところ?

百貨店などの絵画の企画販売では、主催者側が作家を招待して企画展が行われています。

これがギャラリーの場合はプライマリーギャラリー(以下プライマリー)とレンタルギャラリーに分かれ、プライマリーの場合はアーティストがギャラリーに所属する形となるため展示費用はかかりませんが、作品が売れたらギャラリーと作家で売上を分けることで両者が成り立つ構図となっています。

一方でレンタルギャラリーの場合は、展示スペースを借りて個展をするためレンタル費用が発生します。

Blurred, defocused bokeh background of grand hallway, exhibition hall, or trade show event. International convention center, modern interior architecture, or commercial tradeshow organizer concept

百貨店で展示される絵画の中では具象画が人気が高く、人物・植物・風景などモチーフが誰でも分かりやすい作品が求められることが多いです。

絵画の他にも立体などの彫刻作品、版画作品、それから「工芸サロン」がある百貨店では茶道に使用される茶道具、抹茶碗、花器などの展示会も行われ、ほぼ毎週で展示作品も変化するのも特徴です。特に人気アーティストの展示会となれば、初日に多くの方が殺到することもあり、あらかじめ整理券を配って対応する事もありなかなか競争率が高いです。

また百貨店での展示の場合は大小2タイプの展示空間があることが多く、例えば大きい空間で絵の展示をして、小さい空間で陶磁器の展示を同時にすることも珍しくありません。

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百貨店で作品を購入するメリット

メリットはズバリ贋作の心配がないことです。

また百貨店のお得意様が招待されるので、集客という意味では抜群の集客力を持っており、これに勝てるプライマリーは国内ではほぼないでしょう。

最近は少しづつ新たな潮流も生まれています。例えばアートECサイトのタグボートが銀座にある阪急メンズ東京にギャラリーをオープンするなど、徐々にギャラリーでしか鑑賞出来なかった現代アートが百貨店でも見れる機会が増えており、今後の展開がとても楽しみです。

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