ネットでアート作品を販売するためのヒント【イニシャルギャラリー版】

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2025年04月01日

ネットでアート作品を販売するためのヒント【イニシャルギャラリー版】

イニシャルギャラリーオンラインショップで作品販売を始めたい方から「これからどう使っていけばよいか」とご質問をいただきます。本記事では、作品の購買だけではなくアート活動のPRにつながるようなイニシャルギャラリーの活用方法をご紹介します。

現在販売中の方も、これから販売を検討している方もぜひ参考にしてみてください。

信頼されるプロフィールづくり

イニシャルギャラリーでは、オンラインショップ内のプロフィールページが多くの閲覧を集めており、購入を検討される方が作家を知る重要な接点となっています。作品と並んで作家の世界観や活動背景が伝わるページ構成にすることで作品への理解と信頼が深まり、購入につながる可能性も高まります。

とくに展示歴や受賞歴、メディア掲載などの実績は作家としての信頼感を生む要素となり、検索エンジンでも情報が拾われやすく、より多くのユーザーに発見される機会が増えていきます。

また、SNSやホームページのリンクは定期的にご確認いただき、リンク切れや非公開状態になっていないかなどチェックしていただくことをおすすめします。作品紹介がスムーズであるほど閲覧から購入への流れも自然になります。

ご自身の作品の魅力をより深く伝えるために、プロフィールページの充実をぜひご検討ください。掲載後の広報支援にも活かせる内容となりますので、最適な構成で発信できるようサポートいたします。

・展示歴
個展、グループ展、イベント出店など

・お仕事実績
企業のグッズ製作、店内装飾など

・メディア掲載
インタビュー掲載、雑誌掲載など

オーダーメイド依頼の導線をつくる

イニシャルギャラリーでは、プロフィールページに「制作依頼フォーム」を設置することで、オーダーメイド作品の相談を受け付けることができます。これは既存の作品販売に加えて、絵画の注文制作を希望するユーザーとの接点を広げる仕組みとして、多くの作家の方にご活用いただいています。

実際の相談事例から見る活用イメージ

これまでに寄せられた制作依頼の中には、以下のような事例があります。
・売れてしまった作品の雰囲気でサイズ違いを制作してほしい。
・お世話になった先生へのお礼の気持ちを絵にして贈りたい。

こうした相談は作品の世界観に共感したユーザーから直接届くため、作家にとっても創作の幅が広がる貴重な機会となります。また、オーダー作品はSNSでの紹介や特集記事で取り上げることもあるため、作家活動のPRにもつながります。

購入につながる画像と構成

作品ページはユーザーが購入を検討する際に最も長く閲覧される場所です。ここで「この作品を飾りたい」と思わせるためには、視覚的な情報と構成の工夫が不可欠です。

実物をイメージできる画像構成

作品画像は、単に正面から撮影したものだけでは不十分です。購入者が「部屋に飾ったときの雰囲気」や「サイズ感」を具体的に想像できるよう、以下のような画像を用意しましょう。

・正面からの全体画像:作品の構図や色味がひと目でわかる基本カット。

・側面、斜めからの画像:キャンバスの厚みや額装の立体感を伝える。

・飾ったイメージ写真(インテリアとの組み合わせ):部屋の壁に飾った状態を見せることで、空間との調和やサイズ感を伝える。

・ディテールのアップ画像:筆致や素材感、テクスチャーなど、作品の質感を伝える。

画像例

正面
サイド
飾ったイメージ

作品数を増やして回遊率を高める

作品ページに掲載する作品数を増やしていただくことで、ギャラリー内での閲覧導線や作品同士の比較検討がしやすくなり購入に至るチャンスも広がります。1点のみの掲載だと「他にも見たい」と感じたユーザーがページを離れてしまう可能性がありますが、関連作品が並んでいることで「この作家の他の作品も見てみたい」という自然な興味につながります。

また、テーマやサイズの異なる複数作品を掲載することで、空間や目的に応じた選択肢が増え、「このサイズ感で違う色合いはあるかな?」「贈り物に合う雰囲気のものは?」といった購入検討の幅を広げることができます。作品数の充実は、発信力と購入導線を高める重要な要素です。閲覧される機会を増やすためにも、定期的な作品追加をぜひご検討ください。

広報支援とPR方法

イニシャルギャラリーでは掲載作家の魅力を広く伝えるためにSNSや特集記事を活用した広報支援を行っています。作品単体の紹介にとどまらず、作家の世界観や活動背景を伝えることで、購入者との接点を増やし販売につながる導線を設計しています。

Instagram・Xでの発信事例

InstagramやX(旧Twitter)では作品画像の投稿に加え、展示情報や特集記事など投稿しています。実際に掲載の投稿がリポストされることでフォロワー層以外にも作品が拡散される機会が生まれています。また特定のテーマに沿った投稿キャンペーンや季節ごとの特集企画なども展開しており、SNS上での露出強化を図っています。

IGSで注目度を可視化

IGSとはイニシャルギャラリー独自の指標で、掲載作家のプロフィール・作品ページに表示されます。閲覧者にとっては「この作家はどれくらい注目されているか」「どんな作品が支持されているか」の目安になります。作品の追加、プロフィール情報の整備、SNSリンクの更新など、ちょっとした調整でも閲覧数や反応が変化しますので、広報活動のひとつの目安としてIGSをぜひ日常的にご活用ください。

(IGSについての詳細リンク:https://ig.initialsite.com/igs/

● アーティストページ
● 作品ページ

よくある質問と注意点

イニシャルギャラリーで作品を掲載・販売した後も、スムーズな運営のためにいくつかの対応が必要になる場面があります。ここでは他サイトでの販売が決まった場合の連絡方法、メールアドレス変更時の対応、出品取り下げ・退会方法についてご案内します。

他サイトで売れた場合の連絡方法

作品が他の販売サイトや展示で売れた場合は、イニシャルギャラリーの掲載作品を速やかに取り下げる必要があります。販売が決まった時点で、運営宛にメールでご連絡ください。※作品が一点ものの場合、掲載を続けることで二重販売のリスクが生じます。販売済みの作品は必ずご連絡のうえ、取り下げをお願いいたします。

出品取り下げ・退会方法

掲載作品の取り下げや、作家登録の退会をご希望の場合は運営宛にメールでご連絡ください。キャンセル料などは一切発生しませんので、安心してご相談いただけます。なお、退会後はプロフィールページや掲載作品が非公開となり、広報支援も停止されます。再登録をご希望の場合は、改めて審査を経てのご案内となります。

作品の追加やプロフィールページを更新したい

イニシャルギャラリーでは掲載後も作品の追加やプロフィール情報の更新を随時受け付けています。新作を公開したい場合や活動実績・SNSリンクなどに変更があった場合は運営までメールでご連絡ください。内容を確認のうえ、作品の魅力がより伝わるページづくりを、私たちも一緒にサポートいたします。

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