【アート好き必見】MIHO MUSEUMの見どころ・アクセスガイド

アートを旅する

2025年05月06日

MIHO MUSEUM

滋賀県信楽の山々に囲まれたMIHO MUSEUMは美しい建築と歴史ある展示品、そして自然が調和した空間が魅力の美術館です。エントランスのトンネルから広がる幻想的な景色は観光スポットとしても人気です。

今回は車無しでも行ける交通機関を使った行き方や撮影スポットとして人気のトンネルなど、MIHO MUSEUMに行ってきたレポートをご紹介します。滋賀県のアートを体験したい、一人旅してみたいという方にも参考にしてみてください。

MIHO MUSEUMへのアクセス

信楽観光のスタート地点「MIHO MUSEUM」へ向かうため、まずはJR石山駅に到着しました。この駅からは美術館へ直行する便利なシャトルバスがあります。

1.石山駅までの準備

乗り場:石山駅の南出口3番乗り場に「MIHO MUSEUM行き」のバス停があります。

料金:大人1,000円で、バスを降りるときに現金で支払いました。交通系ICは使えないとのことです。

混雑具合:平日でしたがバスは満席でした。出発時間より少し早めに並ぶのがおすすめです。

2.バスでの移動

所要時間:石山駅からMIHO MUSEUMまでの道のりは約50分程度です。

風景:車窓からの眺めが素晴らしく、道中には山や田園風景が広がっていました。

チケットを購入

レセプション棟

MIHO MUSEUMの美術館内展示のチケットはオンラインまたは現金で当日購入できます。チケットは美術館内ではなく、到着して目の前にあるレセプション棟内の券売機で購入できます。

チケット代:MIHO MUSEUMの入館料は大人1,300円、高校生・大学生1,000円、中学生以下無料です。

コインロッカー:無料のロッカーが用意されています。美術館側にもありますが、レセプション棟には大型のロッカーがあります。

桜との組み合わせが人気のトンネル

トンネル

MIHO MUSEUMは美術館としてだけでなく、そのエントランスに続くトンネルが観光スポットとしても注目されています。MIHO MUSEUMのトンネルは建築家イオ・ミン・ペイによる設計で、ステンレス製の壁が特徴的です。トンネルを抜けると吊り橋が現れ、自然と建築が融合した美しい景観が広がります。特に桜の季節には、トンネル内に桜色が映り込む幻想的な風景が楽しめます。

料金:トンネルや吊り橋のエリアは美術館に入館しなくても無料で通行可能です。つまり、トンネルだけを楽しむ場合には料金はかかりません。

時間帯:午前10時~午後5時(最終入館は午後4時まで)

桜の見頃:美術館へ続くトンネルからは桜など季節の風景が楽しめます。例年3月下旬から4月上旬にかけて開花が始まり、4月上旬から中旬が満開のピークとなるそうです。

映画のロケ地:アメリカ合衆国の映画「ロスト・エモーション」といった映画のロケ地としても有名です。

館内での展示鑑賞

MIHO MUSEUM

美術館は「北館」と「南館」に分かれており、それぞれが個性豊かな展示品を鑑賞できる構成となっています。日本の美術だけにとどまらず、アジアを中心に広範囲から収集された貴重な美術品が展示されています。これらのコレクションは創立者である小山美秀子氏が40年以上にわたり集めたものを基盤としており、約3,000点の作品が収蔵されています。その中から常時約250~500点が公開されているそうです。また、特別展ではテーマに沿った貴重な作品が展示されることがあり、訪れるたびに新しい発見があるのも魅力の一つです。

帰りもバスを利用

MIHO MUSEUMからは信楽駅行きと石山駅行きのバスが運行されています。

待合スペース: バス停近くには休憩できるスペースがある場合があるので、混雑時や次のバスを待つ間に活用してください。

信楽に行く場合:路線バスと甲賀市コミュニティバスが運行していますが、本数が少ないため、事前に公式サイトやバス停で最新情報を確認することをおすすめします。

五感を刺激する体験

MIHO MUSEUMはアートと自然が見事に調和した特別な空間でした。トンネルを抜ける瞬間から非日常が始まり、館内では歴史ある美術品や現代の芸術作品に触れることで、知的で感動的な時間を過ごせます。訪れる季節や特別展の内容によって異なる魅力を楽しめる点も、この美術館の大きな特徴です。訪れるたびに新しい発見があり、繰り返し足を運びたくなる場所でした。

MIHO MUSIUM
住所:〒529-1814 滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300
開館時間:10:00~17:00(最終入館16:00)
https://www.miho.jp/

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