
第1章|「何を体験できるのか」を言葉にする
ワークショップとは、参加者が主体となって何かを学び、作り、感じる“体験の場”です。手づくり系、クラフト系、美術系など多様なジャンルがあるワークショップですが、根本にあるのは“体験を共有する時間”です。単なる作業ではなく、「自分でやってみる」「誰かと共有する」「発見がある」体験が参加者の記憶に残るイベントへと変わります。
ジャンル別ワークショップの一例
美術系
種類:絵画、版画、ドローイングなど
参加者の期待:自由な発想、創作への没頭感
クラフト系
種類:アクセサリー、編み物、染料体験
参加者の期待:実用品の製作、完成品の満足感
子供向け体験
種類:工作、実験、親子参加
参加者の期待:遊びながら学ぶ、思い出
主催者として考えたいこと
ワークショップを主催する際は、まず「誰に」「何を」「どう届けたいのか」を明確にしてみることをおすすめします。
・誰にどんな体験を届けたいか
・それはどんな形で表現できるか(作品?時間?感情?)
・参加者が「やってみたい」と思える言葉選び
こうした背景を意識すると、告知文や掲載情報も変わってきます。ただ「アクセサリー作り」「絵を描く」という説明だけではなく「自分らしく作品を仕上げられる時間」「親子で思い出をつくる場」といった“感情の軸”を言葉にすることで、読者の反応も変わります。
第2章|集客方法・宣伝方法
ワークショップを企画したら次に必要なのは「どうやって参加者を集めるか」という集客の課題です。特に初めて主催する場合、何から始めていいか分からないという声も多く聞かれます。この章では、無料・低コストで始められるワークショップの宣伝方法と集客アイデアをご紹介します。告知サイトやSNSをうまく活用すれば、大きな広告費をかけなくても“参加したい人”に情報を届けることは十分可能です。
SNSの活用
ワークショップ宣伝方法の中で、もっとも手軽なのがInstagramやX(旧Twitter)などのSNS投稿です。特にハンドメイドやクラフト系のジャンルでは作品や制作風景の写真が参加意欲につながりやすく、相性が抜群です。
ポイント
・開催前に準備の様子を投稿すると親近感を持たれやすい。
・ハッシュタグを工夫する(例「#ワークショップ募集」「#手作り体験」など)
・投稿文には開催日・場所・申込方法を明記し、参加導線をつくる。
告知サイトの活用
ワークショップの集客ではイベント告知サイトの利用が非常に効果的です。中でも無料で利用できる告知サービスは登録の手軽さとSEO対策の両面から利用する主催者も多くいます。
SNS以外の経路から参加者を呼び込むことができ、情報の掲載内容次第では検索結果にも表示されやすくなります。告知文では、開催概要や参加方法を明確に記載し、「何を体験できるのか」が一目で伝わるよう工夫することが大切です。
第3章|ワークショップ告知文テンプレート
ワークショップの宣伝において、SNS投稿や告知サイトの活用は効果的です。ただ、イベント概要を並べるだけでなく、“この体験に参加したい”と思わせる文章設計が必要です。
告知分のポイント
- イベントタイトル:一目で内容が分かるネーミング
- 開催日時、場所:最寄り駅を記載して迷わせない
- 体験内容の要約:どんなことをするのか具体的かつ感覚的に伝える
- 参加対象、定員、申し込み方法:安心して参加できる条件の提示
- プロフィール:雰囲気や価値観を伝えて信頼性UP
告知分テンプレート例
【〇〇で開催!手づくり○○のワークショップ】
季節を楽しむ○○づくりを、〇〇市の○○スペースで体験しませんか?
素材に触れながら、ゆっくりと自分だけの一品を仕上げるワークショップです。
日時:2024年〇月〇日(〇)〇〇時~〇〇時
場所:〇〇(〇〇市〇〇)※〇〇駅から徒歩〇分
定員:〇名(先着順)/対象:小学生以上~大人
参加費:〇〇円(材料費込み)
申込方法:InstagramのDMまたは告知ページより(URL記載)
【講師紹介】
〇〇〇〇(〇〇分野のアーティスト/〇〇在住)
〇〇〇〇の制作と展示活動を続けながら、地域で○○の魅力を伝える活動も行っています。
まとめと行動ステップ|イベント告知の第一歩を踏み出す
どんな小さなイベントでも誰かに届く可能性がある限り、それは「告知する価値がある企画」です。
この章では、はじめて告知する人でもすぐに試せるステップを紹介します。自社サイトがなくても、SNS・フリーの告知ページ・画像だけでも十分に始められます。
今すぐできる5つの行動ステップ
- SNSに「開催します」のひとことを投稿する
→ まずは開催日・場所・タイトルだけでも発信してみましょう。
- Canvaやスマホアプリで告知画像を1枚作る
- → タイトル・日時・会場を載せるだけでも視認性UP。SNSでも目に留まりやすくなります。
- 無料で使える告知サイトに登録する
- →無料で告知できるサービスだとハードルも低く、始めやすいです。
- 自己紹介文を整えてみる
- →「誰がやっているか」が伝わることで、告知の信頼感や参加への安心感につながります。
- 下書きテンプレを使う
- → 告知文テンプレートを活用して、自分用に編集してみましょう。SNS・サイト両方に対応できます。
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