「作品を通して、表現する楽しさを伝えたい」Ayaインタビュー

2023-11-15 作家インタビュー

Aya / ARTISTS

和紙や布、アクリル絵の具などを使ってミクストメディア作品や抽象画を制作しているAyaさんに、作家を志したきっかけや、作品に対する想いについて詳しくお話を伺いました。



Aya

京都在住。2020年5月、独学でアクリル画を始める。
現在、和紙や布、アクリル絵の具などを使って、ミクストメディア作品や抽象画を制作している。
作品を通して、自分の世界を表現し分かち合いたい、そして、表現する楽しさを伝えたいと思っている。

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「 色を塗る楽しさ、表現する楽しさが沸き上がる瞬間 」


Q. 作家、画家を志したきっかけを教えてください。


2020年5月、子どもたちとの遊びの中で図鑑に載っている鮮やかな鳥を描くことに。その時、驚くほどの喜びが内側から湧き上がり、色を塗る楽しさ、表現する楽しさを思い出し、そのことをきっかけに創作活動がスタートしました。



Q. 作品を制作する上で大切にしていること、コンセプトやテーマについて教えてください。


作品が面白いかどうか、色彩などの全体のバランスを大切にしています。


Q.Ayaさんの作品は、鮮やかな色使いで明るい雰囲気が印象的です。とてもポジティブな気持ちになりますが、作品を通して表現したいこと、伝えたいことについてお聞かせください。


作品を通して、自分の世界を表現し分かち合いたい、そして、表現する楽しさを伝えたいと思っています。


Q. Ayaさんの作品は、コラージュで制作されているとの事ですが具体的にはどのように作られているのですか?


コラージュ作品を作り始めた時は、市販の和紙を使っていました。その後、自分で半紙や布に絵具を塗って素材を作るようになりました。紙はハサミで切らずに手でちぎることが多いです。色彩は制作しながら考えていきます。

「偶然できた面白い形や色彩。どんな作品になるか分からないところが面白い」

最近はコラージュ制作に満足し、アクリル絵具やオイルパステルを使って抽象画を描いています。最初はその時使いたい色だけを決めて塗っていきます。自分でもどんな作品になるのかわからないので面白いです。偶然できた面白い形や色彩を残し、それに合う色を載せていったりします。色を重ねていくほど良くなると思っているので、うまくいかないときもどんどん上から色を塗ってやり直します。何かが足りないと思う時はよく好きなアーティストの方の作品を見て参考にします。


Q. 日々の創作活動のなかで、ルーティンやリフレッシュ方法などがありましたらお聞かせください。


制作時にはお香を焚きます。また、川沿いを走った後、芝生に座ったり寝転んだりしてぼーっとしながら自然を感じてリフレッシュしたり、煮詰まったときはとにかく違うことをして頭に隙間を作るようにしています。



Q. どのようなときにインスピレーションを感じますか?


制作中にふとこうしてみようと思う時があります。そういう時は自分に任せます。また、制作途中の作品をじっくり見ていると、足りない色などがわかることがあります。


Q. 普段どのような場所で制作活動をされていますか?


自宅のダイニングテーブルで制作しています。毎回片づけるのが大変なのでアトリエがほしいです。


Q. ご自身の作家活動において影響を受けた人物や事柄などはありますか?


子どもの頃から母に映画館や美術館によく連れて行ってもらいました。大人になってからも映画や美術が好きでよく見に行き、大学時代には沢木耕太郎さんの「深夜特急」を読み、バックパック一つでの海外旅行に夢中になりました。私の色彩感覚やセンスは、それらの経験を通して磨かれていったと思います。また、創作活動を始めてから、Robert Rauschenbergの作品を初めて見て、もっと自由に描きたいと思うようになりました。


Q. 今後、作家活動で挑戦したいことはありますか?


大きな作品に挑戦したいです。


今後の展示情報



【グループ展】
2023年12月 京都「贈る」展 ギャラリーえがく 
2024年04月 Web個展 日本橋art.jp
2024年05月 横浜「The Square Vol.2」展 合同会社日本文藝 
2024年07月 NY「nature」展 JCAT NY
2024年10月 京都 個展 ギャラリークサカベ

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