愛犬・愛猫と暮らすお部屋にアートを飾る方法【部屋づくりの対策を解説】

アートと暮らす

2024月11月26日

愛犬・愛猫と暮らすお部屋にアートを飾る方法【部屋づくりの対策を解説】

愛らしいペットとの暮らしは、私たちの生活に多くの喜びをもたらしてくれます。しかし一方で、愛するペットのいたずらや抜け毛など、悩みの種も少なくありません。特にインテリアやコレクション品、大切にしてきた絵画を傷つけられてしまうのは、飼い主さんにとっても気を付けたいところ。

今回は、そんな悩みを抱える飼い主さんに向けて、大切な絵画を安全に飾るための3つの方法をご紹介します。大好きなペットとの暮らしを楽しみながら、美しいアート作品も長く鑑賞したい方はご参考にしてみてください。

1.届かないところに飾って安心!

愛犬・愛猫と暮らすお部屋にアートを飾る方法【部屋づくりの対策を解説】

好奇心旺盛なペットは、ついついアート作品に手を伸ばしてしまうことも。とくに高いところにジャンプできる猫ちゃんの場合、家具によじ登ったりしてしまうので、作品に手が届かない場所を選んで飾りましょう。

壁に飾る場合は、耐荷重に合ったフックを使用し、しっかりと固定します。特に、釘やネジなど小さく鋭利なものは、誤飲や怪我につながる恐れがあります。定期的に絵画の固定状態を確認し、ゆるみがないか確認しましょう。

飾るときのポイントは?

ペットと暮らすお部屋では、安全面インテリアのアクセント、そしてペットの視界も考慮して場所を選ぶことが大切です。視覚的なバランスとしては、絵画の中心が人の目の高さ付近にあると、自然と視線が絵画に向き、鑑賞しやすくなります。人の目の高さよりも上であれば、多くのペットにとっては届きにくい場所になります。

例えば壁の隅、絵に視線が自然と集まり、奥行きを感じさせることで、部屋全体が広く感じられる効果も期待できます。

愛犬・愛猫と暮らすお部屋にアートを飾る方法【部屋づくりの対策を解説】

2.ケースに入れてしっかりガード!

愛犬・愛猫と暮らすお部屋にアートを飾る方法【部屋づくりの対策を解説】

かわいいペットとの生活、抜け毛でお悩みの方も多いはず。作品の額装やディスプレイケースを活用する方法をおすすめします。

毛やホコリが作品に付かない、ペットのいたずらによる傷や汚れから守る、誤飲を防ぐといった点もありますが、ケースの中に小物を飾ったり照明を工夫したりすることで、ディスプレイを楽しむことができます。

ケース内の清潔さは、作品を長持ちさせる秘訣です。柔らかい布や羽根のほうきを使ってホコリやペットの毛を丁寧に取り除きましょう。特にケースの隅や作品の裏側などは、毛が溜まりやすいので注意が必要です。また、この機会に作品の状態もチェックすることで、変色や破損に早めに気づくことができます。

額装の選び方は?

額装とは、絵画や写真などを額に入れて飾り、保護することを指します。木製のフレームは温かみがあるナチュラルな作品、アクリルケースは厚みがある作品など、作品の特徴やインテリアに合わせて選んでみましょう。

作品の色あせを防ぐUVカット仕様や防水タイプのフレームなども販売されています。ご自宅に合った額装・ケースを選んで、アート作品を長く楽しんでください。

愛犬・愛猫と暮らすお部屋にアートを飾る方法【部屋づくりの対策を解説】

3.転倒防止対策で万全に!

愛犬・愛猫と暮らすお部屋にアートを飾る方法【部屋づくりの対策を解説】

飾る位置やケースに入れて万全、と思いきや猫が飛び乗ったり犬がぶつかったり、意図せず作品が倒れてしまうこともあります。

滑り止めシートを敷いて落ちるのを防いだり、粘着シートを張って壁や床に固定したり、なるべく平らな面に設置し固定することでリスクを減らすことができます。

また地震などの災害に備え、耐震ジェルや突っ張り棒を取り付けて転倒を防いでおけば、ペットとの日々の暮らしも安心です。

飾っている周辺にも注意?

ペットがよくいる場所や好みを把握して飾る場所を選んだり工夫を変えたりしてみましょう。光が反射するものや動くものなどいたずらに繋がる可能性があるものは近くに置かない。コード類は束ねて隠すかカバーをするようにするなど、作品を飾る周囲にも注意を払ってみてください。

愛犬・愛猫と暮らすお部屋にアートを飾る方法【部屋づくりの対策を解説】

まとめ

大切な絵画をペットのいたずらから守りながら、長く楽しむためには、適切な飾り方と日々のちょっとした工夫が欠かせません。この記事で紹介した方法を参考にしながら、愛猫や愛犬とともに、アートのある暮らしを楽しんでください。

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