長崎ベネックス恐竜博物館:恐竜の世界を体感できるスポットガイド

アートを旅する

2024年06月04日

長崎ベネックス恐竜博物館とは?

長崎市恐竜博物館は、恐竜好きにはたまらないスポットです。国内で初めて発見されたティラノサウルス科の化石をはじめ、迫力満点の恐竜の全身骨格レプリカやリアルな復元ロボットが展示されています。この記事では、アクセス情報や周辺の観光スポット、楽しみ方を詳しくご紹介します。

長崎ベネックス恐竜博物館とは?

長崎ベネックス恐竜博物館とは?

長崎ベネックス恐竜博物館は2021年、長崎県長崎市野母町に開館した博物館です。2004年に恐竜化石が初めて発見され、その後も多くの化石が採掘されてきました。この地域は恐竜時代の地層「三ツ瀬層」が存在することから、日本国内でも恐竜化石の聖地として知られるようになりました。

長崎ベネックス恐竜博物館への行き方

長崎市恐竜博物館へのアクセスは以下の通りです。

公共交通機関を利用する場合
JR長崎駅から「樺島」行きのバスに乗車し、「恐竜パーク前」で下車します。そこから徒歩約1分で到着します。バスの運行時間や詳細は長崎バスの公式サイトで確認するのがおすすめです。

車で訪れる場合
長崎駅から車で約1時間の距離にあります。博物館には無料駐車場が完備されており、普通車212台、大型バス5台が駐車可能です。

長崎ベネックス恐竜博物館の見どころ

■常設展示:地球の歴史を体感

化石

館内では約180点もの貴重な標本が展示されています。その中には長崎で実際に発見された化石も含まれています。例えば、2021年に長崎市と福井県恐竜博物館の共同調査で発見されたハドロサウルス類の肩甲骨が展示されています。展示を通じて、古代の生物がどのように進化し地球の歴史を形作ってきたかが学べる貴重な体験が待っています。

■学びと体験が一緒に楽しめる

化石
化石

長崎市恐竜博物館では、展示物のそばに設置されたQRコードをスマートフォンでスキャンすることで、恐竜や化石についての詳しい説明や背景情報を簡単に確認できます。展示を見ながら新しい知識を深め、充実した体験を楽しめます。

また館内には実際に触れられる化石も展示されています。これらの化石は数百万年、あるいはそれ以上の時を経て現代に残された貴重な遺物です。触れることでその質感や重みを感じ、まるでタイムスリップしたかのような感覚が得られるのが魅力です。教科書でしか見たことのない化石に直接触れるひとときは、忘れられない体験になります。

■展示室から絶景が望める

展示室から絶景が望める

展示室の海側はガラス張りになっており、そこから広がる景色には軍艦島が堂々と浮かぶ姿が映し出されます。この絶景は恐竜の歴史とともに長崎の自然や文化を感じられる特別な体験を提供してくれます。

さらにガラス窓にはスクリーンが設置されており、タイミングによっては開閉する仕組みも楽しめます。明るい日差しの中で見る軍艦島と、少し薄暗い雰囲気の中で見る景色では異なる印象を受けるため、訪れるたびに新しい発見があるかもしれません。

恐竜の展示だけでなく、こうした景観も楽しめる点は、博物館を訪れる際の大きなおすすめポイントです。

■動く恐竜ロボット

動く恐竜ロボット

長崎ベネックス恐竜博物館の目玉の一つが、動く恐竜ロボットです。この展示は最新の学説に基づいて復元されたティラノサウルス科のロボットで、全長約6メートルにも及ぶ迫力満点の存在感を放っています。

大きな口を開けて吠える姿や首を振りながら周囲を見渡す仕草は訪れる人々を圧倒します。恐竜が吠える音や動きもリアルに再現されており、視覚だけでなく聴覚でもその迫力を体感できます。

恐竜が動き出すたびに歓声が上がり、大人もそのリアルさに驚き、写真や動画を撮影する姿が多く見られました。

■長崎のもざき恐竜パーク

長崎のもざき恐竜パーク

長崎ベネックス恐竜博物館には、恐竜をテーマにした公園「長崎のもざき恐竜パーク」が併設されています。公園内には恐竜のオブジェや化石のレプリカが点在しています。恐竜をモチーフにした遊具も設置されており、散策しながら学びと楽しさを感じられます。

まとめ

長崎市恐竜博物館

長崎市恐竜博物館は動く恐竜ロボットや触れる化石、圧倒される絶景と見どころが満載です。展示の詳細はQRコードで解説され、子どもから大人までわかりやすく楽しめます。外に出れば恐竜モチーフの遊具がある公園でさらにリフレッシュ。恐竜の世界にどっぷり浸りながら、自然や歴史も感じられる特別な場所です。ぜひ家族や友人と一緒に訪れてみてください。

ベネックス恐竜博物館(長崎市恐竜博物館)
住所:〒851-0505 長崎県長崎市野母町568-1
営業時間:9:00~17:00(最終入場16:30)
料金:大人500円、小中学生200円(3歳未満無料)
休館日:毎週月曜日(祝日を除く)
https://nd-museum.jp/

※2024年5月時点のレポートとなります。最新情報は各公式ホームページからご確認ください。

現代アートが買えるオンラインショップはこちら
あなたにぴったりなアートは?
アートタイプ診断
3つの質問に答えてね!
カテゴリ:
アートを旅する
この記事のキーワード