【美術館】アーティゾン美術館(ブリジストン美術館)、出光美術館、弥生美術館、パナソニック汐留美術館について

2022月03月25日 美術館ナビ

アーティゾン美術館(ブリジストン美術館)

ブリジストン美術館(Bridgestone Museum of Art)は、1952年に東京都千代田区の九段南に開館し、その後2019年に閉館しました。美術館は、自動車タイヤメーカーであるブリヂストン(現在の表記は「Bridgestone」)の創業者である石橋正二郎のコレクションを展示していました。

日本国内外の美術品を所蔵しており、特にヨーロッパの絵画や彫刻に重点を置いて展示していました。コレクションには、ルネサンス期から近代までの優れた作品が含まれており、ボッティチェリ、レンブラント、モネ、ルノワール、ミレーなどの著名な画家の作品がありました。

美術館自体は、洋館風の建物で知られており、建築物自体も美術作品として評価されていました。美術館の内部は美しい展示スペースとなっており、訪れる人々に鑑賞の場を提供していました。

2020年1月18日のリニューアルオープンに伴い、名称をアーティゾン美術館に変更しました。

ブリヂストン美術館の歴史を受け継ぎながらガラス張りのモダンな建物の3フロアに展示室を構えその面積は約2倍となり、大規模な展覧会も複数同時開催もできます。展示作品も印象派中心のこれまでの収蔵品に加え、古美術、日本近代洋画、現代美術など2,500点を超える作品へと充実させています。

住所: 東京都中央区京橋1丁目7−2
URL: https://www.artizon.museum/

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出光 美術館

出光興産創業者である実業家・出光佐三が1966年、オープンした東洋古美術を主体とした美術館です。所蔵作品は日本の書画、中国、日本の陶磁器など国宝2件、重要文化財57件を含む総数約1万点にも及び、テーマ毎に年6回の展覧会を開催しています。

日本を含むアジア各地の遺跡や窯跡から出土した陶片資料を展示している陶片室は他では見られません。併設してフランスの画家・ジョルジュ・ルオーの展示室、また茶室「朝夕菴」では茶道具の展示もしています。 

住所: 東京都千代田区丸の内3丁目1−1
URL: http://idemitsu-museum.or.jp/

弥生美術館

弁護士・鹿野琢見により1984年にオープンした挿絵の美術館です。

鹿野は9歳の少年時代に感銘を受けた叙情挿画家・高畠華宵の挿画「さらば故郷!」をきっかけに高畠と交流を始め、著作権を得るなどして収集した作品を常設展示しています。

1990年には敷地内に竹久夢二美術館をオープンし、収蔵していた竹久夢二の作品を移しました。明治末期以後、大正ロマン、昭和モダンの時代が偲ばれる挿画、漫画、雑誌などレトロな出版作品を年4回、企画展示しています。

住所: 東京都文京区弥生2丁目4−3
URL: http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/

パナソニック汐留美術館

パナソニック(株)ライフソリューションズ社が2003年にオープンし運営する美術館です。

フランスの画家・ジョルジュ・ルオーを専門とし、油彩や版画240点を所蔵し「ルオーギャリー」にてテーマ毎に常設展示しています。特徴的なのは家電メーカーのパナソニックらしく「建築・住まい」「工芸・デザイン」をテーマに住宅、照明、陶磁器のような生活関連美術品の企画展が多いこともあります。小さいながらも都市型の美術館として生活文化の向上を期するべく価値観を提供しています。

住所: 東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階
URL: https://panasonic.co.jp/ls/museum/

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